マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

生活

マグニフィカSを買ったものの、「最初に何から始めればいいの?」「水硬度の設定や空気抜きって必要?」と、初期設定で手が止まってしまうことはありませんか。

せっかくの全自動コーヒーマシンだからこそ、最初の準備を落ち着いて済ませて、気持ちよく一杯目を楽しみたいですよね。

この記事では、開梱後の給水や空気抜き、内部洗浄といった基本の流れから、水硬度の設定、コーヒー豆を入れて抽出するまでをやさしく解説します。

さらに、好みに合わせた濃さ・抽出量の調整方法や、使い始めに知っておくと安心な動作音・お手入れのポイントも紹介します。

順番に確認すれば難しくないので、説明書と本体をそばに置きながら、あなたのペースで進めてみてください。

この記事でわかること

  • 開梱から給水・空気抜き・内部洗浄までの初期設定の流れ
  • 水硬度チェッカーを使った測定と、本体への水硬度レベルの設定方法
  • コーヒー豆を入れて最初の一杯を抽出する基本手順
  • 濃さ・抽出量・温度や挽き目を好みに合わせて調整するポイント
  1. マグニフィカSの初期設定は開梱・給水・空気抜き・内部洗浄の順に進める
    1. 保護材を外して給水タンクや取り外せる部品を水洗いする
    2. 給水タンクに水を入れて本体へ確実に取り付ける
    3. 主電源と電源ボタンを入れて空気抜きを行う
    4. 内部洗浄が終わってからコーヒーを抽出する
  2. 水硬度チェッカーで測定して本体の水硬度レベルを設定する
    1. 付属品から水硬度チェッカーを探して水に浸す
    2. 変色したマスの数から水硬度レベルを確認する
    3. 確認した水硬度に合わせて本体を設定する
  3. コーヒー豆を入れて最初の一杯を抽出する
    1. 豆ホッパーには適量のコーヒー豆を入れる
    2. コーヒー粉は専用投入口へ一杯分だけ入れる
    3. カップを置いてエスプレッソまたはカフェ・ジャポーネを選ぶ
    4. 使い始めの数杯は味が安定するまで様子を見る
  4. 濃さ・抽出量・温度は好みに合わせて変更できる
    1. 豆量調整つまみでコーヒーの濃さを変える
    2. 抽出ボタンの操作で一杯分の量を登録する
    3. 温度設定を変更して好みの飲みやすさに近づける
    4. 薄い・ぬるい・少ないと感じるときの確認点を押さえる
  5. グラインダーの挽き目は必要になってから少しずつ調整する
    1. 初回は出荷時の挽き目で抽出する
    2. 挽き目調整ダイヤルはグラインダー作動中に回す
    3. 一度に一目盛りだけ変更して数杯抽出する
    4. 抽出が速い場合と遅い場合で調整方向を変える
  6. エスプレッソ・カフェ・ジャポーネ・2杯抽出はボタンで選べる
    1. エスプレッソは一杯または二杯のボタンを使う
    2. カフェ・ジャポーネは対応ボタンから抽出する
    3. 二杯抽出ではカップの位置と豆の残量を確認する
  7. フロッサーを使えばミルクの泡立てと給湯ができる
    1. スチームを出す前にフロッサーの位置を整える
    2. 冷たいミルクに空気を含ませて泡立てる
    3. 給湯するときはスチームノブをゆっくり操作する
    4. 使用後はフロッサーを早めに洗浄する
  8. 動作音や自動内部洗浄は通常の動きとして見られることがある
    1. 電源投入時と終了時には内部洗浄のお湯が出る
    2. 初回運転ではポンプ音が大きく聞こえる場合がある
    3. ランプの点灯・点滅は給水やカス受けなどを順番に確認する
    4. 動かないときは部品の取り付けとスチームノブの位置を見直す
  9. 使用後のお手入れはトレイ・カス受け・抽出ユニットを中心に行う
    1. 水滴受けトレイとカス受けはこまめに洗う
    2. 給水タンクの水を入れ替えて清潔に保つ
    3. 抽出ユニットは電源を切ってから取り外して水洗いする
    4. フロッサーとコーヒー粉投入口の汚れを確認する
  10. デロンギ マグニフィカSは型番ごとに操作部と設定手順を確認する
    1. ECAM22110とECAM22112B・Wは取扱説明書に沿って操作する
    2. マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBNは表示部の案内も確認する
    3. マグニフィカS カプチーノはミルク機能の手順が異なる
    4. マグニフィカ スタート ECAM22020B・Wとはボタン配置や機能を区別する
  11. まとめ

マグニフィカSの初期設定は開梱・給水・空気抜き・内部洗浄の順に進める

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSを初めて使うときは、保護材を外す→部品を洗う→給水→空気抜き→内部洗浄の順で準備するとスムーズです。

最初からコーヒー豆を入れて抽出するのではなく、本体の水の通り道を整えてから使い始めることで、気持ちよく一杯目を迎えられます。

水を入れる場所や洗浄時の受け皿をあらかじめ確認しておくことが、初期設定を落ち着いて進めるコツです。

順番 すること ポイント
1 保護材を外して部品を洗う においや細かなほこりを落とす
2 給水タンクに水を入れる タンクを奥までしっかり取り付ける
3 空気抜きをする 給湯口の下に容器を置く
4 内部洗浄を確認する 抽出口の下に容器を置く

保護材を外して給水タンクや取り外せる部品を水洗いする

箱から本体を取り出したら、テープ、緩衝材、説明用のフィルムなどを残さず外します。

見えにくい場所に保護材が残っていることもあるため、給水タンクまわりや抽出口、トレイ部分もやさしく確認しましょう。

次に、給水タンク、抽出カス受け、排水トレイなど、取り外せる部品を水で洗います。

洗った部品は水気を軽く切り、本体の電源まわりに水がかからないように取り扱ってください。

本体の外側は、水にぬらして固く絞ったやわらかい布で拭く程度にとどめると安心です。

  • 給水タンクの内側に包装材が残っていないか確認します。
  • 排水トレイとカス受けが正しい位置に収まるか確認します。
  • ぬれた手で電源プラグに触れないようにします。

給水タンクに水を入れて本体へ確実に取り付ける

給水タンクを取り外し、新鮮な水道水を必要な範囲まで入れます。

水はタンクの表示を超えて入れず、持ち運ぶときはこぼれないようにゆっくり扱いましょう。

浄水器の水やミネラル分の多い水を使う場合は、お使いの環境や取扱説明書の案内に合わせて選ぶとよいでしょう。

タンクを本体へ戻すときは、浮いた状態にならないよう、奥までまっすぐ押し込みます。

給水タンクが半端に入っていると、水が出なかったり表示が出たりすることがあります。

タンクをセットした後は、背面や周囲に水漏れがないかを一度見ておくと安心です。

主電源と電源ボタンを入れて空気抜きを行う

本体を平らで安定した場所に置き、電源プラグをコンセントへ差し込みます。

背面などにある主電源を入れた後、本体正面の電源ボタンを押して起動します。

初回は内部の水の通り道に空気が入っている場合があるため、給湯口やフロッサーの下に大きめの容器を置いて空気抜きを行います。

給湯操作をすると、最初は水が途切れたり、空気を含んだ音がしたりすることがあります。

しばらくして水が安定して流れるようになれば、空気抜きはひと区切りです。

操作中はお湯が出ることがあるため、手や顔を給湯口に近づけないようにしてください。

水が出ないときは、給水タンクが正しく取り付けられているかを確認し、無理に何度も操作を続けず取扱説明書の案内を確認しましょう。

内部洗浄が終わってからコーヒーを抽出する

電源を入れると、抽出口から少量のお湯が出る内部洗浄が行われることがあります。

これは本体内部をすすぐための動作なので、抽出口の下には必ず容器を置いておきます。

洗浄に使われたお湯は飲まずに捨て、トレイに水がたまっている場合も確認します。

内部洗浄が終わり、操作できる状態になってからコーヒーの準備へ進みましょう。

最初のうちは、起動時や終了時に少量のお湯が出ることを想定して、カップや容器をすぐ置けるようにしておくと便利です。

水硬度チェッカーで測定して本体の水硬度レベルを設定する

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSを使い始める前に、付属の水硬度チェッカーで水道水の硬度を確認し、本体にも同じ水硬度レベルを設定しておきましょう。

水硬度を正しく設定すると、石灰分の蓄積状況に合わせてお手入れ時期を知らせてもらいやすくなります。

難しい作業ではなく、チェッカーを水に浸して変色したマスを数え、その結果を見ながら本体を操作する流れです。

付属品から水硬度チェッカーを探して水に浸す

まず、付属品の中に入っている細長い紙状の水硬度チェッカーを探します。

取扱説明書や同梱されていた書類の近くに入っていることが多いため、箱や袋をもう一度確認してみてください。

水硬度チェッカーは、一度使うと元の状態には戻らないため、測定するタイミングで取り出すと安心です。

測定するときは、普段マグニフィカSに入れる予定の水道水をコップなどに用意します。

浄水器の水を使う予定なら、実際に給水タンクへ入れる水で測定するのがおすすめです。

  1. 清潔なコップに測定したい水を入れます。
  2. 水硬度チェッカーの色付き部分を水に浸します。
  3. チェッカーを取り出し、余分な水滴を軽く落とします。
  4. 付属の案内に記載された時間だけ待ち、色の変化を確認します。

浸す時間や判定までの待ち時間はチェッカーの案内に従ってください。

長時間水に入れたままにしたり、色付き部分を手で強くこすったりすると、見分けにくくなることがあります。

変色したマスの数から水硬度レベルを確認する

時間がたつと、水硬度チェッカーの色付きのマスが変化します。

変色したマスの数を数え、付属の案内に照らし合わせて水硬度レベルを確認しましょう。

一般的には、変色したマスが多いほど水に含まれるミネラル分が多い状態として扱われます。

確認すること 見方の目安
変色したマス 色が変わった部分だけを数えます。
水硬度レベル チェッカーの案内にある対応表で確認します。
判定に迷う場合 変色がはっきり見える明るい場所で確認します。

マグニフィカSでは、水硬度を複数のレベルから選ぶ形式が一般的です。

ただし、変色したマスの数と本体の設定番号が必ず同じとは限りません。

本体に設定するレベルは、チェッカーに付属する対応表と、お使いの機種の取扱説明書をあわせて確認してください。

地域によって水の性質は異なるため、「日本の水はやわらかいから」と考えて測定を省略せず、一度チェックしておくと安心です。

確認した水硬度に合わせて本体を設定する

水硬度レベルがわかったら、マグニフィカS本体の設定を変更します。

設定操作では、ランプの点灯数や点滅を見ながら水硬度レベルを選ぶ機種があります。

操作部の表示は型番によって異なるため、本体のランプ表示と取扱説明書の水硬度設定ページを見比べながら進めると間違いにくいです。

  • 本体の電源を入れ、操作できる状態にします。
  • 取扱説明書に案内されている設定操作を行います。
  • チェッカーで確認した結果に対応する水硬度レベルを選びます。
  • ランプ表示などで選択内容を確認し、設定を完了します。

設定中にどのレベルが選ばれているかわからなくなった場合は、いったん操作を止めて説明書の表示例を確認しましょう。

急いで何度もボタンを押すよりも、ランプが切り替わるのを見ながら一段階ずつ進めるほうが安心です。

引っ越しをしたときや、給水に使う水を変えたときは、あらためて測定して設定を見直すとよいでしょう。

水硬度の設定ができたら、次はいよいよコーヒー豆を入れて最初の一杯を準備します。

コーヒー豆を入れて最初の一杯を抽出する

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

水の準備ができたら、豆ホッパーにコーヒー豆を入れ、カップを置いて好みのメニューを選ぶだけで最初の一杯を抽出できます。

基本はコーヒー豆を使い、コーヒー粉を使う場合だけ専用投入口へ一杯分を入れるのがポイントです。

初回は本体内部になじむまで味わいが少し変化することがあるため、数杯は様子を見ながら楽しんでください。

豆ホッパーには適量のコーヒー豆を入れる

本体上部の豆ホッパーのふたを開け、焙煎されたコーヒー豆を入れます。

毎日飲む分をまとめて入れてもよいですが、香りを大切にしたい場合は、数日で使い切れる量にするのがおすすめです。

豆ホッパーにはコーヒー粉ではなく、コーヒー豆を入れます。

コーヒー粉を入れる場所は別に用意されているため、入れ間違えないように確認しましょう。

  • 湿気を含んだ豆や、水にぬれた豆は入れないようにします。
  • 砂糖などで加工された豆や、香りづけされた豆は、本体内部に付着する場合があるため避けると安心です。
  • ふたを閉める前に、ホッパーの縁に豆が挟まっていないかを軽く確認します。

豆を入れたら、ホッパーのふたをしっかり閉じます。

ふたが開いたままだと、豆の香りが抜けやすくなるためです。

はじめは普段よく飲む種類の豆を選ぶと、できあがりの味を比べやすくなります。

コーヒー粉は専用投入口へ一杯分だけ入れる

すでに挽いてあるコーヒー粉を使いたいときは、豆ホッパーではなく専用の投入口を使います。

たとえば、カフェインを控えたいときだけ別のコーヒー粉を使いたい場合にも便利です。

コーヒー粉は一度に一杯分だけ入れるのが基本です。

多く入れすぎると、粉が残ったり、抽出がうまく進まなかったりすることがあります。

  1. 操作部でコーヒー粉を使用するモードを選びます。
  2. 専用投入口のふたを開けます。
  3. 付属スプーンなどを使い、一杯分のコーヒー粉を入れます。
  4. ふたを閉じてから、飲みたいメニューを選びます。

豆とコーヒー粉を同じタイミングで使うのではなく、その都度どちらを使うか選びましょう。

なお、投入口の位置や粉を使うための操作は型番により異なるため、迷ったときは取扱説明書の表示に従ってください。

カップを置いてエスプレッソまたはカフェ・ジャポーネを選ぶ

抽出口の下にカップを置いたら、飲みたいメニューのボタンを押して抽出を始めます。

マグニフィカSでは、まずエスプレッソまたはカフェ・ジャポーネを選ぶと、味わいの違いを楽しみやすいです。

メニュー はじめて飲むときの目安
エスプレッソ コーヒーの香りやしっかりした味わいを楽しみたいときに向いています。
カフェ・ジャポーネ 日本で親しまれているコーヒーに近い感覚で、ゆっくり飲みたいときに選びやすいメニューです。

カップは抽出口の中央に置き、飲み物が飛び散らないよう、できるだけ抽出口に近づけます。

背の低いカップを使うときは、抽出口の高さを下げられる機種ではカップに合わせて調整するとよいでしょう。

抽出が始まったら、途中でカップを動かさず、終わるまで待ちます。

最初の一杯は少量から味を確かめたい場合、エスプレッソを選ぶと豆の個性をつかみやすくなります。

使い始めの数杯は味が安定するまで様子を見る

使い始めは、本体内部にコーヒーがなじむまで、数杯ほど味や量の印象が変わることがあります。

これは最初の抽出で起こりやすい自然な変化のひとつなので、すぐに豆や操作を変えずに様子を見ると安心です。

一杯目だけで判断せず、数杯飲んでから好みを見つけるのがおすすめです。

  • 香りが弱く感じるか、好みに合っているかを確認します。
  • 抽出量がカップの大きさに合っているかを確認します。
  • 豆の味わいを確かめながら、次に飲みたいメニューを選びます。

味が少し落ち着いてから飲み方を決めると、マグニフィカSらしい抽出の特徴をつかみやすくなります。

最初の抽出を楽しめたら、次は好みに合わせた濃さや抽出量の調整を確認していきましょう。

濃さ・抽出量・温度は好みに合わせて変更できる

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSは、豆量調整つまみ・抽出量の登録・温度設定を使うことで、いつもの一杯を好みに近づけられます。

最初から大きく変えるのではなく、ひとつずつ少しずつ調整すると、味の違いをつかみやすくなります。

濃さは豆量、量は抽出ボタン、飲みやすさは温度設定を中心に確認すると、迷いにくいですよ。

豆量調整つまみでコーヒーの濃さを変える

本体前面の豆量調整つまみは、一杯を作るために挽く豆の量を調整する部分です。

一般的には、つまみを時計回りに動かすほど豆量が増え、しっかりした味わいに近づきます。

反対側へ動かすと豆量が少なくなり、軽めの飲み口に調整しやすくなります。

豆量を増やすと苦味やコクを強く感じることがありますが、豆の種類や焙煎の深さによって印象は変わります。

まずは現在の位置を覚えておき、一度に大きく回さず、少しだけ動かして数杯試すのがおすすめです。

感じ方 試したい調整
もう少ししっかりした味にしたい 豆量調整つまみを濃い方向へ少し動かす
苦味が強く感じる 豆量調整つまみを軽い方向へ少し戻す
豆の香りを確かめたい 抽出量を増やしすぎず、豆量を少しずつ調整する

なお、グラインダーの挽き目と豆量調整つまみは役割が異なります。

濃さを変えたいときは、まず豆量調整つまみから試すとよいでしょう。

抽出ボタンの操作で一杯分の量を登録する

エスプレッソやコーヒーの抽出量は、よく使うカップに合わせて登録できる機種があります。

毎回同じ量で淹れられるようになるため、お気に入りのマグカップを使う人にも便利です。

登録するときは、設定したい飲み物のボタンを長押しし、希望の量になったところでボタンを離す流れが基本です。

操作中のランプ表示やボタンを離すタイミングは型番によって異なるため、お持ちの機種の取扱説明書で確認してから操作してください。

  1. 普段使うカップを抽出口の下に置きます。
  2. 登録したい飲み物の抽出ボタンを長押しします。
  3. 希望の量まで抽出されたら、案内に従ってボタンを離します。
  4. 次回の抽出で、登録した量になっているか確認します。

量を多くすると、一杯をゆっくり楽しみやすくなる一方で、同じ豆量のままでは味が軽く感じられることがあります。

量を変えたあとに薄く感じた場合は、抽出量を少し戻すか、豆量を控えめに調整して味を見てみましょう。

温度設定を変更して好みの飲みやすさに近づける

温度設定に対応したマグニフィカSでは、設定メニューから抽出時の温度を好みに合わせて選べます。

熱めのコーヒーが好きな人は高めの設定を、すぐ飲みたい人は標準的な設定を試すと、飲みやすさを整えやすくなります。

ただし、設定できる温度の段階や変更方法は型番によって異なります。

操作部に温度の表示や設定項目が見当たらない場合は、無理にボタン操作をせず取扱説明書を確認しましょう。

また、コーヒーの温度は本体設定だけでなく、カップの温度や室温にも左右されます。

冷たいカップに注ぐとぬるく感じやすいため、あらかじめカップを温めておく方法も取り入れやすい工夫です。

薄い・ぬるい・少ないと感じるときの確認点を押さえる

味や量の印象が気になるときは、すぐに複数の設定を変えず、気になる点に合わせて確認すると原因を見つけやすくなります。

  • 薄いと感じる場合は、抽出量が多すぎないか、豆量調整つまみが軽い位置になっていないかを確認します。
  • ぬるいと感じる場合は、カップが冷えていないか、温度設定を変更できる型番かを確認します。
  • 少ないと感じる場合は、選んだ飲み物の抽出量がカップに合っているか、量の登録内容を確認します。

特に薄さが気になるときは、抽出量を増やすより先に豆量を少し調整すると、好みのバランスを探しやすくなります。

反対に、濃さはちょうどよいのに量だけが足りないと感じるなら、抽出量の登録を見直す方法が向いています。

一度に変える項目はひとつにして、変えた内容をメモしておくと、自分に合う一杯の設定へ戻しやすくなります。

グラインダーの挽き目は必要になってから少しずつ調整する

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSの挽き目は、初回は出荷時の位置のまま抽出し、味や出方が気になったときだけ少しずつ調整するのがおすすめです。

挽き目を大きく変えると仕上がりが予想しにくくなるため、一度に動かすのは一目盛りまでにして、数杯分の変化を見ながら進めましょう。

また、調整ダイヤルはグラインダーが豆をひいている最中に回すことが大切です。

初回は出荷時の挽き目で抽出する

初めて使うときは、豆を入れたらグラインダーの挽き目調整ダイヤルには触れず、まずは標準的な状態で一杯抽出してみましょう。

マグニフィカSは、幅広い豆で試しやすい位置に調整された状態で届けられることが多いため、最初から細かく設定を変える必要はありません。

コーヒーの仕上がりは挽き目だけで決まるものではなく、豆の種類や鮮度、室温などによっても変わります。

そのため、初回の一杯だけで判断せず、同じ豆で数回抽出してから調整が必要か考えると安心です。

  • 香りや味わいに満足できる場合は、そのままの位置で使い続けます。
  • コーヒーが勢いよく出て軽く感じる場合は、少し細かい挽き目を検討します。
  • コーヒーが出るまでに時間がかかり、少量ずつしか出にくい場合は、少し粗い挽き目を検討します。

豆を変えた直後も、まずは今の挽き目で抽出して様子を見る方法が向いています。

挽き目調整ダイヤルはグラインダー作動中に回す

挽き目調整ダイヤルを動かすタイミングは、グラインダーが作動して豆をひいている最中です。

停止中に無理に回そうとすると、内部に残っている豆の影響でダイヤルが重く感じることがあります。

抽出ボタンを押してグラインダーが動き始めたら、ダイヤルをゆっくり一目盛りだけ回してください。

ダイヤルが動きにくいときは力を入れず、作動していることを確認してからあらためてゆっくり操作しましょう。

  1. 豆ホッパーにコーヒー豆が入っていることを確認します。
  2. 抽出を開始して、グラインダーが作動するのを待ちます。
  3. 作動中に挽き目調整ダイヤルを一目盛りだけ回します。
  4. その後の抽出で、出方や味わいの変化を確認します。

型番や本体の状態によって操作部の見え方が異なることがあるため、ダイヤルの位置は取扱説明書の図もあわせて確認するとわかりやすいです。

一度に一目盛りだけ変更して数杯抽出する

挽き目を変えた直後は、内部に残っていた粉が使われることがあるため、一杯目だけでは変化を判断しにくい場合があります。

調整後は2〜3杯ほど抽出してから、コーヒーの出る速さや口当たりを見てみましょう。

特に、いきなり何目盛りも動かすと、どの変更が仕上がりに影響したのか分かりにくくなります。

「一目盛り変える・数杯試す・必要ならもう一目盛り」という流れなら、自分の好みに近づけやすくなります。

確認したいこと 見ておくポイント
抽出の様子 勢いよく出すぎていないか、極端にゆっくりではないかを見ます。
見た目 液色が薄すぎないか、表面の泡の状態がいつもと大きく違わないかを確認します。
飲んだ印象 軽く感じるか、重く感じるか、苦味や酸味が好みに合うかを確かめます。

試す間は、できるだけ同じ種類の豆を使うと、挽き目による違いを比べやすくなります。

抽出が速い場合と遅い場合で調整方向を変える

マグニフィカSの挽き目調整ダイヤルは、一般的に小さい数字ほど細かく、大きい数字ほど粗くなる仕組みです。

ただし、好みに合う位置は豆によって異なるため、数字だけを目安にせず、抽出の様子を見ながら決めましょう。

抽出時の様子 調整の目安
コーヒーが速く出て、軽く感じる ダイヤルを小さい数字側へ一目盛り動かし、少し細かくします。
コーヒーがなかなか出ず、少量ずつになりやすい ダイヤルを大きい数字側へ一目盛り動かし、少し粗くします。
出る速さと味わいに満足している ダイヤルは動かさず、現在の位置を基準にします。

細かくひくほど成分が出やすくなり、粗くひくほどすっきりした印象になりやすい傾向があります。

とはいえ、好みの感じ方には個人差があるため、飲んでおいしいと感じる位置が自分に合う設定です。

調整した位置をスマートフォンのメモなどに残しておくと、豆を入れ替えたあとも好みの設定へ戻しやすくなります。

エスプレッソ・カフェ・ジャポーネ・2杯抽出はボタンで選べる

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSは、飲みたいメニューに対応したボタンを押すだけで、エスプレッソやカフェ・ジャポーネを抽出できます。

一杯用と二杯用のボタンを使い分ければ、来客時や朝の忙しい時間にも、人数に合わせてスムーズに楽しめます。

操作したいメニューのカップボタンを選び、抽出口の下にカップを置いてから押すのが基本です。

ただし、搭載されているメニューやボタンの表示は本体の型番によって異なるため、操作パネルのアイコンを確認しながら使いましょう。

飲み方 選ぶボタンの目安 こんなときにおすすめ
エスプレッソ一杯 一杯用のカップボタン 少量でコーヒーの風味を楽しみたいとき
エスプレッソ二杯 二杯用のカップボタン 二人分を続けて用意したいとき
カフェ・ジャポーネ カフェ・ジャポーネ対応ボタン エスプレッソとは違う飲み口を楽しみたいとき

エスプレッソは一杯または二杯のボタンを使う

エスプレッソを一杯だけ抽出したいときは、一杯用のカップマークが付いたボタンを押します。

二人分を用意したいときは、二杯用のカップマークが付いたボタンを選ぶと便利です。

二杯用の操作では、一杯分を二回繰り返すのではなく、本体が二杯分として抽出を進めます。

そのため、二つのカップへ均等に注ぐためには、抽出口の真下にカップを並べておくことが大切です。

カップの高さが合わない場合は、抽出口を下げられる範囲で調整して、コーヒーの飛び散りを抑えましょう。

  • 一杯用のボタンは、自分用に少量のコーヒーを飲みたいときに向いています。
  • 二杯用のボタンは、同じメニューを二人分用意したいときに使いやすい操作です。
  • 大きめのカップを一つだけ置いて二杯用を押すのではなく、基本的には二つのカップを用意します。

一杯用と二杯用で迷ったときは、カップの数に合わせてボタンを選ぶと考えるとわかりやすいです。

抽出中にカップを動かすとこぼれることがあるため、ボタンを押したあとはカップの位置をそのままにしておきましょう。

カフェ・ジャポーネは対応ボタンから抽出する

カフェ・ジャポーネに対応したマグニフィカSでは、操作パネルにある専用ボタンから抽出できます。

カフェ・ジャポーネは、エスプレッソとは異なる抽出の特徴を持つメニューなので、飲み比べて好みを見つけるのもおすすめです。

対応ボタンには文字やアイコンでメニューが示されているため、まずは本体前面の表示をゆっくり確認してみてください。

豆と水が入っていることを確認したら、カップを置き、カフェ・ジャポーネのボタンを一度押して抽出を始めます。

抽出が終わるまで待てばよく、複雑な操作を毎回行う必要はありません。

  1. 抽出口の下に、飲みたい量に合うカップを置きます。
  2. 操作パネルからカフェ・ジャポーネ対応のボタンを探します。
  3. ボタンを押したら、抽出が完了するまでカップを動かさずに待ちます。

カフェ・ジャポーネのボタンが見当たらない場合は、その本体では別の表示になっている、またはメニュー構成が異なる可能性があります。

無理に別のボタンで同じ抽出をしようとせず、本体に表示されたメニューを基準に選ぶと安心です。

二杯抽出ではカップの位置と豆の残量を確認する

二杯抽出を始める前は、二つのカップが抽出口の左右にきちんと収まっているかを確認しましょう。

カップが片側に寄りすぎていると、注がれる位置がずれてテーブルやトレイに落ちることがあります。

また、二杯分を抽出する際は一杯分よりも多くの豆を使うため、豆ホッパーの残量も見ておくと安心です。

途中で豆が少なくなると、予定どおりに抽出を進めにくくなることがあるためです。

抽出前の確認項目 見るポイント
カップの数 二杯用の操作なら、カップを二つ用意します。
カップの位置 二つとも抽出口の下に入り、安定して置けているかを確認します。
カップの大きさ 抽出量に対して小さすぎないかを見ます。
コーヒー豆の残量 二杯分を抽出できそうな量が入っているかを確認します。
給水タンク 途中で水が不足しないよう、必要な水量があるかを見ます。

特に初めて二杯抽出を使うときは、少し余裕のある大きさのカップを選ぶと落ち着いて見守れます。

抽出が終わったら、二つのカップに入った量や濃さに大きな差がないかを軽く確認しておくと、次回も使いやすくなります。

普段から一杯ずつ飲むことが多い場合でも、二杯抽出の操作を覚えておくと、家族や友人とコーヒーを楽しみたいときに役立ちます。

フロッサーを使えばミルクの泡立てと給湯ができる

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSのフロッサーは、ミルクを泡立てるスチーム機能と、お湯を注ぐ給湯機能の両方に使えます。

使う前にカップやピッチャーの位置を整え、ノブはゆっくり操作することが、落ち着いて扱うためのポイントです。

スチームやお湯は高温になるため、抽出口の近くに手を置かず、使用後は早めに汚れを拭き取っておきましょう。

スチームを出す前にフロッサーの位置を整える

ミルクを泡立てる前は、フロッサーが使いやすい向きになっているかを確認します。

フロッサーは動かせる構造になっているため、ミルクピッチャーや耐熱性のある容器を置きやすい位置へ、ゆっくり向きを変えましょう。

勢いよく動かすと、周囲のカップや容器に当たることがあるため注意が必要です。

スチームを出す前に、フロッサーの下に受け皿や空の容器を置くと、最初に出る少量の水分を受けやすくなります。

スチームノブを短時間だけ開き、水分が落ち着いたことを確認してからミルクを泡立てると、仕上がりを調整しやすくなります。

確認すること 見ておきたいポイント
フロッサーの向き 容器を安定して置ける位置に向いているかを確認します。
容器の素材 スチームに対応した耐熱性のある容器を選びます。
周囲の状態 手や顔、熱に弱い物がフロッサーの近くにないかを見ます。
最初の水分 空の容器で少量の水分を受けてから使うと扱いやすくなります。

フロッサーの先端や周辺は使用中・使用直後に熱くなることがあります。

先端部分には直接触れず、十分に冷めてから位置を戻すようにしましょう。

冷たいミルクに空気を含ませて泡立てる

ミルクを泡立てるときは、冷蔵庫から出したばかりの冷たいミルクを使うと、泡の変化を見ながら作業しやすくなります。

ミルクは容器に入れすぎず、泡立ったときにあふれないよう余裕を残しておくと安心です。

フロッサーの先端をミルクの表面近くに入れ、ノブをゆっくり開いて空気を含ませます。

このとき、先端が液面から出すぎるとミルクが飛び散りやすく、深く入れすぎると泡ができにくいことがあります。

泡が増えてきたら、先端を少しだけ深めに入れ、容器をゆっくり傾けながらミルク全体を温めていきます。

  1. 冷たいミルクを、容量に余裕のある容器へ入れます。
  2. フロッサーの先端をミルクの表面近くに入れます。
  3. スチームノブをゆっくり開き、空気を含ませます。
  4. 泡ができてきたら先端の位置を少し下げ、ミルクをなめらかになじませます。
  5. 好みの状態になったらノブを閉じ、スチームが止まってから容器を外します。

カフェラテのようになめらかなミルクを目指すなら、泡だけを増やしすぎず、ミルク全体がゆるやかに回る状態を意識するとよいでしょう。

ふんわりした泡を楽しみたい場合は、表面近くで空気を含ませる時間を少し長めに取る方法もあります。

最初から理想どおりに仕上げようとせず、ミルクの量や先端の位置を少しずつ変えながら、自分の好みを見つけてみてください。

給湯するときはスチームノブをゆっくり操作する

フロッサーは、カップにお湯を注ぎたいときにも使えます。

インスタント飲料を作るときや、カップを温めたいときなどに便利ですが、高温のお湯が出るため操作はゆっくり行いましょう。

給湯する際は、フロッサーの下にカップをまっすぐ置き、ノブを少しずつ開きます。

急に大きく開くと、お湯の勢いに驚いたり、カップの内側で跳ねたりすることがあるためです。

カップは深さに余裕のあるものを選び、縁ぎりぎりまで注がないようにすると扱いやすくなります。

  • カップがフロッサーの真下にあるかを確認します。
  • ノブは少しずつ開き、お湯の出方を見ながら量を調整します。
  • 必要な量になったら、ノブを閉じてからカップを動かします。
  • 注いだ直後のカップやお湯は熱いため、持ち運ぶときは慎重に扱います。

給湯後にノブを閉じても、わずかにお湯や蒸気が残る場合があります。

フロッサーの正面をのぞき込まず、カップを外すときも少し距離を取ると安心です。

使用後はフロッサーを早めに洗浄する

フロッサーを使った後は、ミルクや水分が乾く前にお手入れすることが大切です。

特にミルクを泡立てた後は、先端や外側に付いたミルクを、やわらかい湿った布で早めに拭き取ります。

その後、空の容器に向けて短時間スチームを出すと、内部に残ったミルクを流しやすくなります。

スチームを止めた後は、フロッサーが冷めたことを確認してから、あらためて外側をきれいにしましょう。

ミルク汚れをそのままにしないことで、次に使うときも気持ちよく準備しやすくなります。

取り外して洗える部品がある場合は、本体の取扱説明書でお手入れ方法を確認し、案内に沿って洗浄してください。

動作音や自動内部洗浄は通常の動きとして見られることがある

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSは、電源を入れたときや切るときに作動音がしたり、抽出口から少量のお湯が出たりすることがあります。

これは内部を温めたり、抽出経路をすすいだりするための動きとして見られるため、まずは落ち着いて受け皿やランプの表示を確認してみましょう。

初めて使うときは、いつもより音が大きく感じられる場合もあります。

電源投入時と終了時には内部洗浄のお湯が出る

マグニフィカSは、電源を入れたときと電源を切るときに、抽出口から少量のお湯を出して内部をすすぐことがあります。

毎回コーヒーを抽出したわけではなくてもお湯が出るため、初めて見ると驚くかもしれません。

抽出口の下には、あらかじめカップやトレイを置ける状態にしておくと安心です。

特に電源を切る直前は、内部洗浄が終わるまで電源プラグを抜かず、操作を待つようにします。

出てくるお湯は熱いことがあるため、抽出口の近くに手を入れたり、顔を近づけたりしないようにしましょう。

  • 電源を入れた後に少量のお湯が出る。
  • 使用後に電源を切ると、内部洗浄が始まることがある。
  • 洗浄中は音がしても、終了するまで少し待つ。
  • 抽出口の下にカップがない場合は、トレイにお湯が流れることがある。

内部洗浄で出たお湯がトレイにたまることはありますが、あふれそうなときは本体が冷めてから取り扱ってください。

初回運転ではポンプ音が大きく聞こえる場合がある

初回の運転や給水後には、水を本体内部に通すためにポンプが動きます。

このとき、「ウィーン」という作動音や振動がいつもより目立つように感じる場合があります。

水が内部へ行き渡るまでの音であれば、しばらくすると落ち着くことがあります。

空のまま運転を続けないために、水タンクに十分な水が入っているか確認してください。

水タンクは正しい位置まで差し込み、浮きやフィルターを使用している場合は、取扱説明書に沿って取り付けます。

設置面が不安定だと振動が伝わりやすいため、平らでしっかりした場所に置くことも大切です。

聞こえやすい場面 確認したいこと
初回の運転時 水タンクに水が入っているかを確認します。
給水した直後 タンクが奥まで取り付けられているかを見ます。
内部洗浄の開始時 抽出口の下にカップまたはトレイがあるかを確認します。

音だけで判断せず、お湯やコーヒーが通常どおり出るか、表示ランプに案内が出ていないかを合わせて見ると状況をつかみやすくなります。

ランプの点灯・点滅は給水やカス受けなどを順番に確認する

ランプが点灯・点滅したときは、本体からのお知らせとして、給水や部品の状態を確認する合図になっていることがあります。

慌てて何度もボタンを押すより、水・カス受け・トレイ・扉まわりを順番に見直すのがおすすめです。

確認するときは、次のような順番にすると見落としを減らせます。

  1. 水タンクの水量を確認し、必要に応じて給水します。
  2. カス受けと排水トレイが正しい位置まで入っているかを確認します。
  3. 前面の扉や抽出ユニットまわりがきちんと閉まっているかを見ます。
  4. 電源を入れた状態で案内表示が変わるかを確認します。

ランプの形や意味は型番によって異なることがあるため、表示の見方に迷った場合は、お使いの本体に対応した取扱説明書を確認してください。

部品を確認する際は、運転中の部分に触れず、動作が落ち着いてから行うと安心です。

動かないときは部品の取り付けとスチームノブの位置を見直す

ボタンを押しても抽出や準備が始まらないように見えるときは、部品が少し浮いていたり、スチームノブが開いたままになっていたりする場合があります。

まずは無理に押し込まず、取り付け状態を一つずつ確認してみましょう。

  • 水タンクがまっすぐ奥まで入っているかを確認します。
  • カス受けと排水トレイが所定の位置に収まっているかを確認します。
  • 前面の扉が閉じているかを確認します。
  • スチームノブが閉じる位置に戻っているかを確認します。

スチームノブが開いていると、本体がコーヒー抽出の準備に進みにくいことがあります。

ノブは強く回し込まず、閉じる位置までやさしく戻すようにしてください。

確認後も表示が変わらない場合や、いつもと異なる状態が続く場合は、電源を切って少し待ち、取扱説明書の案内に沿って対応を確認するとよいでしょう。

使用後のお手入れはトレイ・カス受け・抽出ユニットを中心に行う

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSを気持ちよく使い続けるには、水滴受けトレイ・カス受け・給水タンクをこまめに確認し、抽出ユニットは本体の電源を切ってから水洗いすることが大切です。

毎回すべてを分解して洗う必要はありませんが、汚れや水分をため込まないようにすると、においや汚れが気になりにくくなります。

お手入れの頻度は使用量によって変わるため、ランプ表示や部品の状態も見ながら無理なく続けましょう。

お手入れする場所 確認の目安 主なお手入れ
水滴受けトレイ・カス受け 使用後や満水表示が出たとき 中身を捨てて水洗いする
給水タンク 給水時・水が残ったとき 残り水を入れ替えてすすぐ
抽出ユニット 定期的 取り外してぬるま湯または水で洗う
フロッサー・粉投入口 使用後・汚れが見えるとき 付着したミルクや粉を取り除く

水滴受けトレイとカス受けはこまめに洗う

水滴受けトレイには、抽出時や自動洗浄時に出た水がたまるため、使用後に量を確認する習慣をつけると安心です。

赤い浮きなどの満水を知らせる部分が見えたときは、水があふれる前にトレイを空にします。

カス受けには抽出後のコーヒーかすがたまるので、取り出したら中身を捨て、水で洗ってから水気を軽く拭き取ります。

コーヒーかすを長く入れたままにすると湿気が残りやすいため、特に毎日使う場合はこまめに確認するとよいでしょう。

  • トレイとカス受けをゆっくり引き出す
  • たまった水とコーヒーかすを捨てる
  • やわらかいスポンジなどで水洗いする
  • 水気を拭き取り、奥までまっすぐ戻す

洗った部品を戻す際は、周囲にコーヒーかすが残っていないかも一緒に見ておくと、次に使うときも整った状態を保ちやすくなります。

給水タンクの水を入れ替えて清潔に保つ

給水タンクの水は継ぎ足し続けず、残っている水を確認してから新しい水に入れ替えるのがおすすめです。

長時間使わない日や室温が高い時期は、残り水をそのままにせず、タンクを空にして軽くすすいでおくと清潔に保ちやすくなります。

タンクの内側は、においの強い洗剤を使わず、水ですすぎながらやわらかい布やスポンジでやさしく洗います。

洗浄後は洗剤成分が残らないよう、十分にすすいでから本体へ戻してください。

外側の水滴も拭き取ってから取り付けると、本体まわりが濡れにくくなります。

抽出ユニットは電源を切ってから取り外して水洗いする

抽出ユニットはコーヒーを抽出する中心部分なので、定期的に取り外して水洗いすると、内部に残ったコーヒー粉を落としやすくなります。

取り外す前には、本体の電源を正しい手順で切り、内部の動作が完全に止まってから前面の扉を開けてください。

抽出直後は内部が動いたり温かくなっていたりすることがあるため、少し待ってから作業すると安心です。

  1. 本体の電源を切り、動作が落ち着くまで待つ
  2. 水滴受けトレイとカス受けを取り出す
  3. 前面の扉を開け、抽出ユニットを取り外す
  4. 流水で付着したコーヒー粉を洗い流す
  5. 水気を切ってから、元の位置へまっすぐ戻す

抽出ユニットは、洗剤や食器洗い機を使わず、水またはぬるま湯で洗う方法が基本です。

力を入れて動かしたり、濡れたまま無理に押し込んだりせず、取り付け位置を確認しながら戻しましょう。

フロッサーとコーヒー粉投入口の汚れを確認する

ミルクを泡立てた後のフロッサーにはミルクが付着しやすいため、使用後は早めに外側を拭き取ります。

汚れが残りやすい場合は、取扱説明書で取り外し方法を確認し、洗える部品を水洗いしてください。

ノズルの穴が詰まっているように見えるときは、無理に広げず、説明書で案内されているお手入れ方法に沿って確認することが大切です。

コーヒー粉投入口を使ったときは、投入口に粉が残っていないかを見て、付属のブラシなどでやさしく取り除きます。

粉が固まった状態で残ると、次に使うときに入れにくくなることがあるため、使った後に軽く確認するだけでも十分です。

デロンギ マグニフィカSは型番ごとに操作部と設定手順を確認する

マグニフィカSの初期設定をやさしく解説する手順ガイド

マグニフィカSの初期設定や日常の操作は、本体の型番によってボタン配置や案内方法が異なるため、手元の機種に合った取扱説明書を確認することが大切です。

見た目がよく似ているシリーズでも、設定を始めるボタンや表示内容、ミルクメニューの扱いが異なる場合があります。

本体前面・側面・背面などに記載された「ECAM」から始まる型番を確認してから、説明書や公式サポート情報を探しましょう。

シリーズ・型番の例 確認したいポイント
ECAM22110/ECAM22112B・W 操作パネルのボタンとランプ表示
ECAM23420SBN 表示部に出る案内とメニュー操作
マグニフィカS カプチーノ ミルクメニュー・ミルク容器の扱い
ECAM22020B・W マグニフィカSとは異なる操作部と機能

ECAM22110とECAM22112B・Wは取扱説明書に沿って操作する

ECAM22110とECAM22112B・Wは、マグニフィカSとして案内されることが多い型番ですが、購入時期やカラーによって本体の表記が異なることがあります。

基本的な操作の考え方が共通している部分があっても、ランプの見え方やボタンの名称を自己判断せず、型番に対応した説明書を基準にすると安心です。

特に、設定モードへ入るための操作は、通常の抽出ボタンを押すときとは異なる場合があります。

ボタンを長押しする案内があるときは、押す時間やランプの点灯状態まで説明書どおりに確認しましょう。

  • 本体に記載された型番を確認する
  • 日本語の取扱説明書を用意する
  • ボタンのイラストと本体の操作部を見比べる
  • ランプ表示の意味を確認してから操作する

説明書が見つからない場合は、製品名だけでなく型番を添えてデロンギの公式情報を探すと、該当する資料を見つけやすくなります。

マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBNは表示部の案内も確認する

マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBNは、操作部の表示を見ながらメニューを選ぶ場面があるため、ボタンだけで判断しないことがポイントです。

表示部には、選択中のメニューや確認が必要な内容が案内されることがあります。

画面に表示が出ているときは、次の操作を急がず内容を読んでから進めましょう。

同じマグニフィカSの名称が付いていても、表示部のある機種とランプ中心で案内される機種では、設定画面への入り方や確認方法が違うことがあります。

説明書を見る際は、操作ボタンの説明だけでなく、表示される記号やメッセージの一覧もあわせて確認しておくと便利です。

マグニフィカS カプチーノはミルク機能の手順が異なる

マグニフィカS カプチーノは、ブラックコーヒー中心の機種とは別に、ミルク機能に関する操作や確認項目があります。

ミルク容器を使うタイプでは、飲み物の選び方だけでなく、容器の取り付け位置やミルクメニューの扱いも説明書で確認しましょう。

フロッサーを使って手動で泡立てる機種とは操作の流れが異なるため、ほかのマグニフィカSの説明をそのまま当てはめないことが大切です。

「カプチーノ」という名称が付く機種は、ミルクに関するページを先に確認すると、使い始めの戸惑いを減らしやすくなります。

ミルクメニューを使わない場合でも、付属品や操作部の名称が通常モデルと異なることがあるため、型番ごとの案内を見ておくと安心です。

マグニフィカ スタート ECAM22020B・Wとはボタン配置や機能を区別する

ECAM22020B・Wはマグニフィカ スタートに分類される機種で、マグニフィカSとは別のシリーズです。

本体の雰囲気が似ていても、ボタンの配置やメニュー、ランプ表示の考え方が同じとは限りません。

インターネット上の解説を見るときは、記事や動画の対象型番が自分の本体と一致しているかを確認しましょう。

とくに「マグニフィカ」とだけ書かれた案内は複数シリーズに共通しないことがあるため、ECAM22020B・W用なのか、マグニフィカS用なのかを見分けることが重要です。

型番が一致する説明書を手元に置いておけば、操作に迷ったときにも落ち着いて確認できます。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 初期設定は、開梱・給水・空気抜き・内部洗浄の順に進めるとスムーズです。
  • 付属の水硬度チェッカーで水道水を測定し、本体にも同じレベルを設定します。
  • 最初の一杯は、豆ホッパーにコーヒー豆を入れてから好みのメニューを選びます。
  • 濃さ・抽出量・温度は、一度に大きく変えず少しずつ調整するのがおすすめです。
  • 挽き目は基本の設定で試し、必要なときだけ豆をひいている最中に一目盛りずつ変えます。
  • エスプレッソやカフェ・ジャポーネ、2杯抽出は、本体のボタンから選べます。
  • フロッサーではミルクの泡立てと給湯ができるため、高温部分に注意して使います。
  • 電源のオン・オフ時の作動音や少量のお湯は、内部洗浄による動きとして見られます。
  • トレイ・カス受け・給水タンクをこまめに確認し、抽出ユニットも定期的にお手入れします。
  • 操作や設定は型番で異なるため、「ECAM」から始まる型番と取扱説明書を確認します。

マグニフィカSの初期設定は、順番さえ分かればひとつひとつ落ち着いて進められます。

最初は出荷時の設定でコーヒーを楽しみ、味わいや量が気になった部分だけを少しずつ調整してみてください。

使ううちに自分好みの一杯が見つかると、毎日のコーヒー時間がより楽しみになりそうです。

水硬度の設定や日頃のお手入れも意識しながら、無理のないペースでマグニフィカSを使い始めてみましょう。

タイトルとURLをコピーしました